ドイツ人にとってのビールは、生活に欠かせない、日常の幸せと共にある大切な飲み物。今回は、本場ドイツの代表的なビールの楽しみ方をご紹介します。シュマッツでは、本場ドイツで築いてきたクラフトマンシップと最高品質にこだわった、本場仕込みのジャーマンクラフトビールを提供し、たくさんの“Schmatz(=幸せの音)”に溢れる時間を提供したいという想いを込めています。ぜひ、ドイツのビール文化を参考にしつつ、シュマッツビールの楽しみ方を広げてください!
1.屋外で楽しむ「ビアガーデン」
日本でもよく聞く「ビアガーデン」ですが、その起源は約200年前に遡り、19世紀のドイツ・バイエルン州ミュンヘンが始まりだと言われています。醸造所の地下にあったビールの貯蔵庫の温度上昇を避けるために、大きな栗の木を植えて木陰をつくったことをきっかけに、その木の下でビールや食事を提供するようになったのだとか。そこから、ビールを主とした飲食を提供する、屋外の開放感溢れる空間を「ビアガーデン」と定義しています。
現代では、ビール文化のあるさまざまな国で親しまれているビアガーデン。日本では夜に営業することが多いですが、ドイツでは公園内にあるようなビアガーデンで、日中からゆったりと過ごしながらビールを楽しむことができます。オープンな空間だからこそ、相席も頻繁に起きるところが“いろいろな人が集まり交流をする場”という役割があるビアガーデンの魅力の一つですね。
明るい時間から、一人でのんびり、あるいは仲間たちとわいわい、ビール片手にその日の気候や景色を感じながら過ごすという楽しみ方も、ぜひ日本で実践していただきたい!シュマッツでも期間限定でビアガーデンを企画して営業していますし、ボトルビールを購入していただいて、ピクニックに出かけたり、BBQに持ち寄ったり、お庭の縁側やベランダでゆったり飲むこともおすすめです。
2.ドイツのビール祭り「オクトーバーフェスト」
日本でもビールのお祭りの代名詞にもなっていて、時期を問わず全国各地で開催されている「オクトーバーフェスト」。ビアガーデンのように屋外で開催されるイベントですが、本場ドイツのオクトーバーフェストは、ビアガーデンのまったりと時間が流れていくような雰囲気とは変わって、ビールを中心に大きな盛り上がりを見せるのが特徴です。
本家のオクトーバーフェストは、ドイツビールのふるさとともいえるバイエルン州の州都ミュンヘンで開催され、9月から10月にかけて16~18日程度催されます。毎年600万人以上が集まる、世界最大のビール祭りで、地元のビール醸造所のブースが設けられ、宣伝合戦で盛り上がるだけではなく、アトラクションや曲芸、音楽ショーなどでも大盛り上がり。
国民的なお祭りですが、今や世界的なビールのお祭りとなったオクトーバーフェストは、ドイツのビール文化を広めることにも大きな影響を与えたことでしょう。複数のドイツビールを楽しんでみたいということであれば、まずはイベントで開催されるオクトーバーフェストに行ってみることもドイツ文化に触れる良い機会になるかもしれません。
3.ビールを日常に取り込む「クナイペ」
「クナイペ(Kneipe)」とは、レストランのようなお食事の場としてというよりは、気軽に飲むことができる場所として親しまれている居酒屋のような場所。ドイツ人は、飲むことが目的の場合はあまり「酒の肴」を必要とせず、シンプルに飲んで語ることに集中する傾向にあるため、日本から見ると「バー」や「パブ」の方が近いかもしれません。
また、居酒屋のようとは行っても昼間は喫茶店のような雰囲気で、実際喫茶や軽食も可能。ビールやアルコール以外の飲み物も豊富に用意して、食事の有無に関わらず気軽に立ち寄れる場所です。1杯だけで帰るも良し、時間をかけてゆっくり過ごすも良し、一人で新聞を読んでいる人もいれば、仲間と共にボードゲームをしたり語り合ったりして過ごす人もいます。
ふらっと立ち寄ってビールを楽しめる気軽さは、シュマッツも目指しているところ。友人や恋人、家族と来ていただくことはもちろん、一人でふらっと立ち寄っていただくことも大歓迎!加えて、レストランであればゆったり食事も楽しんでいただけるようフードメニューも充実していますし、ボトルビールならいつでもどこでも好きなように楽しめるので、さまざまな角度から本場ドイツらしいビールの楽しみ方ができますよ。これからも皆さまの日常に溶け込むシュマッツでありたいと願います。