シュマッツが提供するジャーマンクラフトビールは、「ビール純粋令」に基く4つの原料しか使用せず、原料そのものからくる香りと味わい、そしてその品質の良さが自慢です。また、本場ドイツの大学にある酵母バンクで管理、培養されている生酵母を使って、複雑な味と豊かな色を実現し、さらにビールの泡立ちや泡の持続性が向上するようにもこだわっています。そんな自信を持ってお届けするシュマッツのジャーマンクラフトビールをより美味しく、味わいながら楽しんでいただくために、今回は3つの飲み方のコツをご紹介しましょう!
1.最大限に味わえる温度
キンキンに冷やしたビールは、美味しく感じますよね。ただし、冷やしすぎるとビールが本来持つ香りや味わいを感じにくいという一面もあります。ビールのタイプによって相性の良い温度は違いますが、香りを楽しむビールは冷蔵庫から出して5~10分ほど経ったくらいが飲み頃です。
ドイツ人もビールを冷やして飲むのですが、日本人のように冷蔵庫に入れて冷やすのではなく、ドイツの一般家庭に備え付けられている地下室の温度として14℃以下にすることが好まれています。ドイツの地下室は、寒くて乾燥しているため、地下室に置いておくだけでちょうど良い冷えたビールになるとのこと。ただし、暑い夏場は冷蔵庫で冷やして4℃前後で飲むこともあります。
時にはキンキンに冷やしたビールも楽しみたいところですが、喉越しや清涼感だけが、ビールの美味しさではありません。シュマッツのジャーマンクラフトビールを最大限に味わうためにも、それぞれのビールに合った、香りや味わいを最大限に感じられる温度をぜひ探してみてください!
2.美味しく飲める注ぎ方
より美味しく飲むため、注ぎ方にも工夫を。三度注ぎがポイント
シュマッツのジャーマンクラフトビールを美味しく飲んでいただくためには「三度注ぎ」がポイントです。一度目は、勢いよく泡をたてるようにして注ぎます。なぜ最初に泡をたてるのかというと、強度の強い泡が酸化を防いでくれて、香りが落ちにくくなるからです。躊躇わずに「泡をたてる」ことを意識して一度目を注いでみてくださいね。ただし、勢いつき過ぎて注ぎすぎには要注意です。
ふつふつと呼吸しているかのような泡を眺めていると、泡が落ち着いてくるのが分かるでしょう。そうしたら、二度目は泡が少しグラスの淵を超えるところまで注いでください。最後に、三度目はゆっくり残りのビールを注いでいくと、泡がグラスの淵からふんわりと盛り上がり、泡とビールの割合も理想的なビジュアルが完成するはずです。ビール専用のビアグラスに注げば、この方法でボトルビール1本分を上手に注ぐことができますよ。
また、Weizen(ヴァイツェン)のようなビールにおいては、瓶の底に溜まった酵母をよく混ぜることで酵母の風味が一層楽しめるはずです。これをするのとしないのとでは、また味わいが大分変わるのがジャーマンクラフトビールの面白いところ。冷蔵庫に逆さに入れているだけでは、なかなかへばりついた酵母が剝がれないため、ボトルをゆっくり上下に振ってみるか、机に倒してごろごろ回転させてみてください。お時間に余裕がある場合は、飲む1時間程前にしておくと良いでしょう。
3.よりこだわるならグラス選びも
よりビールを深く味わうために
クラフトビールの美味しさを楽しんでいただくためには、ビールの種類に合ったグラスを使うこともおすすめです。ビールグラスによって味わい方が変わるポイントの1つは、飲み口の広さや全体的なフォルム。飲み口が広いものは、芳醇な香りを感じやすくなりますし、膨らみとすぼみがある曲線的な構造のビールグラスは、対流が起きて香りが立つというメリットも。あるいは、細長いストレートなタイプだと、泡立ちが良くなり、キレも際立ちます。
それから、口当たりの印象を変えるのがグラスの分厚さです。グラスの厚さによって、口に伝わる温度も変わりますし、繊細な味わいが感じられるようになります。温度と言えば、グラスに脚があるかどうかもポイント。脚があるデザインの場合は、手の温度がビールに伝わってぬるくなることを防いでくれますし、逆にビールの種類によっては、脚がないもので手の温度を伝えながら飲むものもあります。
ぜひ、ご自宅のグラスや新調したグラスで飲み比べをしてみて、香りや味わいの変化を楽しむことも試してみてください!ジャーマンクラフトビールの楽しみ方が、また一つ広がることでしょう。