シュマッツのボトルに傷がある理由──ドイツから旅してきたビール瓶ならではの事情

シュマッツのボトルに傷がある理由──ドイツから旅してきたビール瓶ならではの事情

シュマッツのボトルに傷がある理由──ドイツから旅してきたビール瓶ならではの事情

シュマッツのボトルに小さな傷がある理由、気になったことはありませんか?ドイツの成熟したエコ文化と、瓶が旅してきたストーリーをご紹介。ビール ボトル ギフトを贈る前にぜひ読んでみてください。

シュマッツのビールを受け取ったとき、ボトルの表面に小さな傷を見つけて「あれ?」と思ったことはありませんか?ラベルが少し剥がれかけていて、ちょっと心配になった方もいるかもしれません。

でも実は、その傷にもラベルにも、ちゃんとした理由があります。知ると思わず誰かに話したくなる、ドイツのビール文化の話です。飲み終わった後のビールボトルの活用法についてもご紹介します。


■ そのボトルの傷、実はドイツからの贈り物

シュマッツのスタッフも、お客様から「ボトルに傷がついていたんだけど…」とご連絡をいただくことがあります。初めて見ると「不良品かな?」と思うのも自然なこと。でも聞いてください。その傷はボトルが"旅をしてきた証"なんです。

なぜ旅をするのか。それはシュマッツのビール瓶が、ドイツで当たり前に運用されているリターナブルボトル(再利用ボトル)だから。飲み終わったら捨てるのではなく、回収されて、洗浄されて、また新しいビールを詰めて誰かの手元へ届く。そんなサイクルをくり返す中で、ボトルはじわじわと傷を重ねていくんです。

 

■ ドイツのビールは、なんと9割以上が瓶

まず少し驚く話から。日本ではコンビニやスーパーに缶ビールが山積みになっていますよね。でもドイツは全然違います。ドイツのビール市場では約9割が瓶ビール。缶は少数派で、瓶こそがビールの"当たり前の姿"なんです。

▼ 瓶文化の根っこにあるのはエコへの本気

その背景にあるのが、ドイツ人の環境意識の高さです。ドイツでは瓶ビールのほとんどがMehrwegflasche(メアヴェークフラッシェ)と呼ばれるリターナブルボトルとして設計されています。"mehrweg"はドイツ語で「何度も使える」という意味。瓶は一度使って終わりではなく、何度も何度も洗浄・再充填されながら、社会の中をぐるぐると循環し続けます。

▼ 街の日常に瓶ビールが溶け込んでいる

ドイツを訪れると、駅前のベンチや広場で、友人とボトルを片手にカジュアルに乾杯している人たちをよく目にします。グラスもテーブルも要らない、ボトルそのままで気軽に一杯やっている。それが特別な場面ではなく、ごくごく普通の日常の風景なんです。瓶ビールとドイツ人の距離の近さに、本場のビール文化の深さを感じずにはいられません。


■ Pfand(プファント)── ボトルを旅させるしくみ

このリターナブル文化を支えているのが、Pfand(プファント)と呼ばれるデポジット制度です。

▼ 仕組みはシンプル、でも徹底されている

ドイツでビールを買うとき、商品代金にプラスしてビール1本あたり8セント(約13円)のPfandが上乗せされます。飲み終わったら空き瓶をスーパーの回収機に入れるだけで、8セントが返ってくる。このシンプルな仕組みが全国約13万5,000か所で機能していて、ボトルはほぼ確実に回収・再利用の旅へと戻っていきます。

道端や公園に空き瓶が捨てられているのを見かけないのも、このシステムのおかげ。もし落ちていても、Pfandを目当てにすかさず拾ってくれる人がいるくらい、この制度はドイツ社会に深く根付いています。

 

▼ ラベルが剥がれやすいのも、ちゃんと理由がある

「ラベルが少し浮いていた」というお声をいただくこともあります。実はこれも設計どおり。洗浄工程でラベルをきれいに剥がせるよう、水に溶けやすい素材が使われているんです。

そしてこれ、飲み終えたボトルを再利用したいときにも嬉しい話。ぬるま湯にしばらく浸けておくだけで、ラベルがするりとキレイに剥がれます。洗って乾かせば、ドイツのガラスボトルがシンプルな素顔のまま手元に残ります。

 

■ 何度も旅を重ねてきたビール瓶という存在

▼ ガラス瓶は50回ほど使われるといわれている

ガラスのMehrwegflascheは、最大で50回ほど洗浄・再充填されるといわれています。50回。それだけ多くの人の手を経て、ボトルは使われ続ける。1本のビール瓶が、何年もかけてドイツ中の食卓やビアガルテンを旅してまわる──そんなイメージです。

 

▼ 国境を越えて、あなたの手元へ

シュマッツのビールはドイツから輸入されます。だから手に持ったそのボトルが、日本に届く前にどれだけのドイツ人の手を渡り歩いてきたかはわかりません。でも、ボトルに刻まれた小さな傷のひとつひとつに、ドイツのどこかで誰かが笑いながら過ごした夜が宿っているかもしれない。そう思うと、その傷がちょっとロマンチックに見えてきませんか?

傷は欠点じゃない。旅の勲章です。

>>> ドイツビールの世界をもっと深く知りたい方はこちら

>>> ドイツビールって何だろう? https://www.schmatz.jp/blogs/column/germanbeer


■ 日本のビール瓶にも、実は似た仕組みがある

▼ 日本にもある"保証金制度"

「リターナブルボトルなんてドイツだけの話でしょ?」と思った方、実は日本にも同じ仕組みがあります。居酒屋でよく見る大瓶ビール。あの瓶には「容器保証金」制度があって、空き瓶を販売店に返すと5円が戻ってきます。かつての調査では大瓶1本あたり約24回再利用されていたともいわれていて、日本もなかなかのリターナブル大国だったんです。

 

▼ ただ、文化の"深さ"が少し違う

日本と違うのは、ドイツではそれが生活に完全に溶け込んでいるところ。日本で瓶ビールといえばどちらかというと「ハレの日」の飲み物、お祝いや居酒屋のイメージが強い。でもドイツでは駅でも公園でも、ボトルをそのまま手に持って飲む。どちらがいい・悪いではなく、ビールと暮らしの距離感が文化によってここまで違うのが面白い。

シュマッツのビールを飲みながら、そんなドイツの日常に思いを馳せてみるのも、ひとつの楽しみ方かもしれません。

 

■ 飲み終えたボトルを、おしゃれに"もう一度楽しむ"

せっかくドイツから旅してきたボトル、そのまま捨ててしまうのはもったいない。ラベルが剥がれやすい設計だからこそ、飲み終わったあとのリメイクもしやすいんです。ぬるま湯でラベルを剥がしてよく乾かせば、味わいのあるガラスボトルが手元に残ります。このボトルを、インテリアとしてもう一度楽しんでみましょう。

▼ 一輪挿し・花瓶として

シュマッツのボトルは丸みがあってかわいらしく、一輪挿しにちょうどいいサイズ感。ガーベラやチューリップを数本挿すだけで、テーブルがさまになります。違う種類のビールのボトルを数本並べてみると、ラベルのデザインがそれぞれ異なるのでそれだけでカラフルなディスプレイに。麻ひもを巻きつけてナチュラルテイストにするのも◎。


▼ キャンドルホルダー・ランプとして

ボトルの口にキャンドルを立てたり、市販のLEDワイヤーライトをボトルの中に入れたりするだけで、温かみのある間接照明になります。夜のテーブルに置けばぐっと雰囲気が上がって、家飲みがちょっと特別な時間に。

自宅でシュマッツビールを楽しむコツ → https://www.schmatz.jp/blogs/column/enjoyschmatzbeerathome



■ 傷のあるボトルだから、贈りたくなる

シュマッツのビール ボトル ギフトとして大切な人に贈るとき、その傷のストーリーを知っているとひと味違います。「これ、ドイツから旅してきた瓶なんだよ」──そのひと言を添えるだけで、贈り物の温度がぐっと上がります。

母の日・父の日、誕生日、ちょっとした感謝を伝えたいとき。ただのビールではなく、ドイツの文化と旅のストーリーを一緒に届けられる。傷のあるボトルだからこそ伝わる、シュマッツらしい贈り物の形です。

>>> 大切な人へのビールギフトはこちら

>>> シュマッツのギフトセットを見る https://www.schmatz.jp/collections/gift-set


■ まとめ:その傷は、ドイツが積み上げてきた文化の証

シュマッツのボトルに傷がある理由、おわかりいただけましたか?答えは「ドイツのリターナブルボトル文化」。何度も洗浄・再充填をくり返しながら、多くの人の手を旅してきたボトルには、傷がつくのが自然なこと。ラベルが剥がれやすいのも、再利用しやすい設計ゆえです。

ドイツでは約9割のビールが瓶で流通し、駅前や広場でボトル片手に友人と乾杯する文化が根付いている。そのボトルが海を越えて日本のあなたの手元に届く。その事実を知ると、シュマッツのビールがちょっとだけ違って見えてくるはずです。

次にボトルを手にしたとき、その傷をぜひ愛でてみてください。


>>> 自宅でシュマッツを楽しむ

>>> オンラインショップをチェックする https://www.schmatz.jp/pages/online-store

 

コラム一覧に戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。