横浜赤レンガ オクトーバーフェストで飲めるRiedenburger全ガイド──5つの樽生ビールの味わいと、飲み比べのコツ

💡横浜赤レンガで飲める、「Riedenburger」という特別な選択
横浜赤レンガのオクトーバーフェスト、今年は9月18日(金)から10月4日(日)まで。会場にはずらりとドイツビールが並びます。
「どれも美味しそうで、逆に迷っちゃう」──わかります(笑)。せっかくの本場気分、できれば“ハズレなし”で楽しみたいですよね。
そこで今回ご案内したいのが、ドイツの有機ビール醸造所**リーデンブルガー(Riedenburger)**の樽生ビールです。創業1756年、8代続く家族経営の実力派。その醸造所がどれだけ“濃い”造り手なのかは こちらのコラムでじっくりお話ししました。今回は「実際、どれを飲めばいいの?」という、いちばん知りたいところに踏み込みます。会場で迷ったら、このページを思い出してみてください。
💡Riedenburgerビール、共通する3つの魅力
銘柄ごとの話に入る前に、リーデンブルガーのビール全体に共通する“ここがすごい”を3つだけ。これを知っておくと、一杯の味わいがぐっと深く感じられますよ。
① すべてオーガニック(有機)
原料の麦やホップは、化学合成の農薬・肥料に頼らず育てた有機のものだけ。畑から醸造まで一貫して認証を受けた、正真正銘のオーガニックビールです。手間もコストもかかるこの道を、リーデンブルガーは30年以上前から歩んできました。
② 基本は「無濾過」
できあがったビールから酵母などをあえて濾し取らず、そのまま樽や瓶へ。だからグラスはほんのり濁り、麦と酵母の旨味がまるごと生きています。造りたてに近い、生命力のある味わいです。
③ ときに「古代の麦」まで使う
エンマーやアインコルンといった、数千年前から育てられてきた“古代穀物”を使う銘柄も。香ばしくて奥行きのある、ここでしか出会えない個性が生まれます。ドイツビールの土台にある哲学はドイツビールってなんだろう?のコラムもどうぞ。
💡横浜会場で味わえる、5つの樽生ビール
ここからが本番。横浜赤レンガの会場で、樽から注がれるリーデンブルガーをご紹介します。淡い色から濃い色へ、飲み進めたくなる順に並べてみました。
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🍺Viva Bavaria Festbier ── まずはこれ。お祭りの主役 「オクトーバーフェストといえば!」の一杯を選ぶなら、まずこれ。ヴィヴァ・バヴァリア・フェストビアは、その名の通りお祭り(Fest)のために醸されたビールです。
琥珀がかった色合いに、白くきめ細かい泡。ひと口飲むと、焼きたてパンやカラメルを思わせる、香ばしくてほんのり甘いモルトの風味が広がります。度数は5%台半ばと、お祭りビールらしい飲みごたえ。この“琥珀色の飲み応え”の系譜はラガー(メルツェン)のコラムを読むと、もっと面白くなります。最初の乾杯にぴったりの一杯です。 |
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🍺 Pils ── シトラス爽やかな、無濾過ピルス 「やっぱり、すっきり爽快なのが好き」という方には、ピルスを。
黄金色に密な泡。シトラスや夏草を思わせる爽やかな香りに、地域産の有機ホップが効いたスパイシーで上品な苦味。リーデンブルガーのピルスは無濾過なので、よくある澄んだピルスナーよりも麦の旨味がふっくら感じられます。喉が渇いた一杯目にも、箸休めならぬ“喉休め”の一杯にも。 |
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🍺 Sud IPA ── トロピカル香る、華やかなオレンジ色 ビール好きをうならせたいなら、ズード(Sud)IPA。リーデンブルガーのクラフトな顔です。
鮮やかなオレンジ色のグラスから立ちのぼるのは、トロピカルフルーツや野の花のような華やかな香り。4種類の有機ホップが生む苦味と、モルトのほのかな甘みのバランスが見事です。度数は6.5%とやや高めなので、じっくり味わう一杯に。実はこのIPA、古代穀物のエンマー麦も使っているのが心憎いところ。IPAの奥深い世界はジャーマンIPAのコラムもどうぞ。 |
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🍺 Dunkel ── 力強くて素朴な、黒ビール 「濃いのが飲みたい気分」なら、**ドゥンケル(Dunkel)**へ。ドイツ語で「暗い・黒い」を意味する、その名の通りの黒ビールです。
カラメルやローストした麦芽の、香ばしくて素朴な風味。見た目ほど重すぎず、麦の甘みとコクをじんわり楽しめます。にぎやかなお祭りの中で、ちょっと落ち着いて一杯やりたいときに、ふしぎとしっくりくるんですよね。 |
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🍺 Emmer Bier ── 古代の麦が香る、受賞歴ある看板の一杯 最後に、リーデンブルガーらしさが詰まったエンマービアを。古代穀物「エンマー麦」をたっぷり使った、この醸造所の代名詞ともいえる一本です。
琥珀色の見た目に、ドライフルーツを思わせるふくよかな香り。麦の旨味が幾重にも重なった、奥行きのある味わいです。リーデンブルガーのエンマー麦ビールは、ヨーロッパの名高いビール品評会(European Beer Star)で受賞歴もある実力派。「古代の麦って、こんな味がするんだ」という発見を、ぜひ会場で。 |
💡 せっかくなら、飲み比べを楽しもう
5種類もあると目移りしますが、嬉しいことに横浜の会場では、オリジナルデザインのビアマグでドイツビールを少量ずつ飲み比べできるセットも用意されます。いろんな個性を一度に試せる、絶好のチャンスです。
順番は「淡い→濃い」が黄金ルール
飲み比べの基本は、色の淡いものから濃いものへ。今回ご紹介した順番(フェストビア → ピルス → IPA → ドゥンケル → エンマー)が、まさにそのお手本です。
先に濃いビールを飲むと、舌がそちらに慣れて、淡いビールの繊細な香りが分かりにくくなってしまうんです。明るい色から始めれば、それぞれの個性がくっきり際立ちますよ。順番のコツは飲み比べにおすすめの順番のコラムでも紹介しています。
💡 温度とペースも、ちょっとだけ意識して
キンキンも爽快ですが、エンマービアのような複雑な味わいは、少し温度が上がると香りがふわっと開きます。最初のひと口とそのあとの変化も、ぜひ楽しんでみてください。そして水を挟みながら、ゆっくりと。お祭りを最後まで美味しく過ごす、いちばんのコツです(笑)。本場の人たちの楽しみ方は本場ドイツのビールの楽しみ方のコラムもどうぞ。
💡家でも、オクトーバーフェスト気分は続けられる
会場でお気に入りの一杯が見つかったら、きっとこう思うはずです。「この感じ、家でも楽しめたらいいのに」と。
ご安心ください、ちゃんと叶います。本場ミュンヘンを訪れた私たちシュマッツが、家でオクトーバーフェストを“再現”するためのビール選び・グラス・料理のコツを、シリーズの最終回(※記事⑫公開後のURL)でたっぷりご紹介しています。会場で過ごした余韻を、おうちでもう一段楽しむヒントが詰まっていますよ。
🍽️ 🍺 横浜の余韻を、お店でもう一度
横浜赤レンガで出会うリーデンブルガー。有機で、無濾過で、ときに古代の麦まで使う、どれも個性ゆたかな一杯ばかりです。会場ではぜひ飲み比べも使いながら、お気に入りを見つけてみてください。目印は「Riedenburger」の名前です。
そして本場さながらの賑わいごと、もう一度味わいたくなったら。お近くのシュマッツ店舗で、ドイツビールとお料理を心ゆくまで楽しんでいただけます。横浜の楽しさを、家でもお店でも、ずっと続けていきましょう。
ちなみに、横浜の“本家”であるミュンヘンのオクトーバーフェストって、そもそもどんなお祭り? という方は、こちらの完全ガイドもどうぞ。
Prost(プロースト)! 乾杯!




